ウィズ・ユーの療育方針

支援マニュアル監修者:和歌山大学教育学部教授 米澤好史氏

子どもたちが成人になると私たちと同じく社会人として仕事に勤めます。その時に本当に必要な社会スキルは何か?放課後等デイサービスには運動・音楽・勉強などに特化した様々な事業所があります。その中で当施設は、子供たちが安らげるサードプレイス(第三の居場所)であることは当然として、さらに「子どもたちが将来自立した日常生活を過ごせる未来に貢献すること」が放課後等デイサービスの最も果たすべき役割であると考えました。そして、この目的を実現するためには、正しい知識のもとで療育のサービスを提供する必要があり、専門家の助言と監修が不可欠であると結論付けました。こうした考えから、発達障がい等の研究に力を注ぐ米澤教授に支援マニュアルの共同制作を依頼したところ、「適切な支援方法を広げたい」と快諾を受けて、和歌山大学教育学部×ウィズ・ユーの協力関係がスタートしました。

 

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 自己紹介

臨床発達心理学・実践教育心理学・臨床認知心理学を専門としております。今まで、心のメカニズム、様々な特性を分析し、それを活かすことを念頭に、特に子供の理解とその支援を中心に実践研究をしてきました。子育て支援、子供の攻撃性への支援、不登校支援、学力向上支援、理解と思考、意欲支援、人間関係支援などを通して、今一番力を入れているのは、発達障害、愛着障害への支援です。混同されやすい発達障害と愛着障害をしっかり峻別し、子供に合った支援をするために、支援者へのアドバイスに全国彼方此方、走り回っております。

郡山中野の教育プログラム

発達障がい児向けプログラミング療法

例外や曖昧な概念がないプログラミングの世界と、発達障がいをもつ子どもたちの世界観はよく似ています。そのため、プログラミングを通して、多くの子どもたちが熱中、没頭して学びを楽しむことができます。「STEM‐BOX(ステムボックス)」は、STEAM教育と呼ばれるプログラミングや理数・工学分野の知識・教育方法を活用し、子どもたちの自立や成長を促す「プログラミング療育」を行うことができる教材です。

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脳機能向上療法

施設で用意しているタブレット端末を使い、一人ひとりに合わせたスモールステップアップトレーニング法をゲーム感覚で楽しく文章読解に必要な力を鍛えることができます。記憶力・思考力・理解力・検索力・全体把握力などを向上させ、色々な場面で役立つ力を育んでいきます。

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子どものペースに合わせて支援を行います

生活スキル

あいさつ、片付けやお菓子作りから、お金・時間の管理まで、日常スキルを覚える支援を行います。

社会的スキル

他人と共存することができるように複数人でコミュニケーションを図ります。

学習スキル

宿題はもちろん、計算・読み書きのプリント等、レベルに応じて取り組みます。